第3回_軽量化と構造化のメリット-サイト運営者のためのCSS講座

軽量化と構造化のメリット

前回は、CSSを使うことによって

  • 軽量化
  • 構造化

が図られ、アクセスアップに有効であるというお話をしました。今回は、なぜそのことがアクセスアップにつながるのか、その理由を詳しくお話します。

 

軽量化のメリット

軽量化がなぜアクセスアップにつながるのか?

軽量化とは文字通り、ウェブページの容量が小さくなるということです。軽量化によって、一般的に言われているメリットは、サイト訪問時のページ表示が速くなるため訪問者にストレスがかからないという点です。

実はネットビジネスの観点から見た場合、軽量化によってもうひとつ重要なメリットがあります。それは、検索エンジンの巡回ロボット(クローラー)がデータを収集し易くなるという点です。

理想を言えば、すべてのページを毎日巡回するのがベストですが、世界中には何兆ものページがあるので、それらをすべて巡回するのは現実問題として難しいでしょう。それでは、巡回するページとしないページとどこが違うのかいうと、ページランク(説明は割愛)、更新頻度などで判断しています。つまり、より重要なページ、それも頻繁に更新されるページが優先的に反映されるのです。不公平だと思うかもしれませんがそれが現実です。

ところが、明らかに重要なページというのを別にすれば、その他大勢のページはいわゆるどんぐりの背比べ状態ですので、ロボットはより理解しやすいページを収集する傾向にあります。つまり「軽い」ということは、それだけで他のページに対してアドバンテージがあるということが容易に推測できます。

構造化のメリット

次は、構造化がなぜアクセスアップにつながるのかというお話です。

構造化とは、ウェブページの内容をロボットが認識しやすい形に整理されることを表します。ロボットが認識しやすいというところがポイントで、

たとえば、吉野家のキャッチフレーズは

・早い

美味い

安い

※注 箇条書きのドットはあえて中点で書いています。

と書けば、「早い」「美味い」「安い」の3つのポイントがあるというのが一目瞭然!

のはずですが。。。これは人間の感覚です。

また、

お帰りなさい。 今日はお風呂にする?それともご飯にする?

今日は、先に風呂入るわ

と書けば、男女の会話と推測できますが、これも同様に人間の感覚です。

つまり、ロボットは、箇条書きを表す「・(中点)」や、色分けに対して意味合いを見出すことは、ほとんど不可能です。配置やデザインの違いに意味を見出すことは、さらに困難となります。

ですから

『文字や画像の記述はHTMLに任せ、デザインはCSSに任せてそれぞれに役割分担させる』

ことによって、邪魔な情報をマスクして有効な情報だけを浮かび上がらせることになり、ロボットは情報を収集しやすくなるのです。

前回の軽量化と今回の構造化ですが、サイト運営者にとっては、「いかに検索ロボットと仲良くするか?」を常に意識する必要があります。

今回はここまで。

次回はIDとクラスについて説明します。

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